改正フロン法に関する点検の案内
フロンガスは製造・使用・廃棄の各段階で厳しい法的管理を義務付けられ、所有者にも管理義務が発生し、義務違反に対する罰則も設けられました。2018年にはエアコンの定期点検をせず死亡事故が起き、国も対応を怠った事業者らへの罰則適用を強化する方向で調整しています。温室効果ガスの減少する一方、フロンだけは年々増加傾向にあり、国を挙げた対策が重要課題となっています。
当該機器を構成する冷凍サイクルにおいて、圧縮機を有する場合には電動機その他の原動機の定格出力が7.5kW以上のものが点検対象になります。簡易点検の実施等の「管理者の判断の基準」の遵守は法に基づく義務です。
また、違反した場合には、都道府県による指導・助言、さらに定期点検対象機器を所有している場合は、勧告・命令・罰則の対象となる場合があります。
